マリオテニス エースにおける『スピードタイプ』のキャラクター性能を比較して紹介します。
『スピードタイプ』はスピードの速さが特徴で、攻守バランスの取れたプレーができます。スピードを活かして粘り強くボールを拾い続け、チャンスが来たらネット前に詰めて攻めるような我慢強い戦い方が得意です。反面、リーチの短いキャラクターが多いため、チャージショットはやや狙いづらく、しっかり反応してボールを拾わなければいけませんため、
操作にクセがないため初心者にもオススメのキャラタイプで、粘り強く戦うのが好きな人にオススメです。
『スピードタイプ』には、5キャラクターが存在します。
キャラクター毎に攻め方が変わるので、自慢のスピードで粘りながらその攻撃手段を通すのが目標になってきます。
キノピオ
長所
- スピードが速い
- ボレーが速い
- コントロールが良い
- トップスピンが速い
- とびつき硬直が短い
短所
- リーチが短い
- パワーが弱い
キノピオはボレーが得意な『スピードタイプ』です。
パワーは弱いものの、その割にはショットは全体的に速く、ストロークでも十分ラリーができます。ボレーヤーかつコントロールが良い上にトップスピンも速いため、攻めの手段が豊富なのが特徴です。
弱点はリーチの短さで、全キャラ最短クラス。慣れないととびつきやすく、ラリーを続けるだけでも難しいはずです。しかし幸いとびつき硬直は短くてスピードも速いので、とびついてもすぐに体勢を立て直せるのは強みです。
ボレーを軸に自分から攻めに行くキャラクターなので、粘りながらも自分から攻めたい人にオススメです。
ヨッシー
長所
- スピードが速い
- パワーが強い
- コントロールが良い
- トップスピンが速い
- ストロークが得意で、ボレーもそこそこ速い
短所
- リーチが短い
ヨッシーはストロークが得意な『スピードタイプ』で、全体的なステータスのバランスが良いです。
ボレーの性能もそこそこ良いので、ストローク、ボレー、スマッシュ、チャージショット、スペシャルショットと様々な攻め方ができます。
しかしバランスが良すぎるために決まった得点パターンがなく、相手のキャラクターや戦い方に合わせて柔軟に戦い方を変える必要があります。リーチがやや短い点も気になり、パワーの高さを活かしたチャージショットを決めるのが難しめです。
ボールを拾う能力はスピードの速さから極めて高く、劣勢な状況でもボールを拾い続けて粘り強くチャンスを待つことができるのは大きな強みです。
粘り強く相手のチャンスを引き出す戦い方が求められるので、守備寄りのラリーが好みの方にオススメできるキャラクターです。
ノコノコ
長所
- スピードが速い
- 最高速度がとても速い(全キャラ中1位)
- ドロップが強力
- スライスボレーが速い
- コントロールが良い
- トップスピンが速い
- とびつき硬直が短い
短所
- リーチが短い
- パワーが弱い
- 切り返し(反対方向への移動)が遅い
ノコノコは『スピードタイプ』の中でも攻撃に特化したようなキャラクターです。
ノコノコのドロップは特殊で、他のキャラクターよりも弾みにくいドロップを打つことができます。このドロップと速いスライスボレーを軸に、全キャラ最速の移動速度でコートを駆け回り得点を狙いにいくのが基本的な戦い方です。
コントロールも良いため、相手を左右に揺さぶるのも得意です。トップスピンも速いため、ボレーだけでなくストロークでのチャージショットから得点が狙える点も強力。どの状況からでも得点のチャンスを伺えるのがノコノコの最大の強みです。
最速の移動速度は守りにも使えて、相手のロブやドロップの回収、スペシャルショットで吹き飛ばされても早くコートに戻れるなど守備の面で強力です。
弱点はリーチの短さとパワーの弱さで、相手にチャージショットを打たれると途端にピンチになります。切り返し(反対方向への移動)も遅いため、逆サイドを突かれるとピンチに陥りやすいです。一度崩されてしまったらとびつき硬直の短さとスピードの速さを活かして粘り強く少しずつ体勢を立て直しましょう。
少しのミスが失点につながりますが、攻めが強力なキャラクターですのでガンガン攻めたい人にオススメのキャラクターです。
ディディーコング
長所
- スピードが速い
- ダッシュ(走り出し)がとても速い(全キャ中1位)
- ボレーが速い
- クロスへのコントロールが良い
- 上へのリーチが見た目より長い
- とびつき硬直が短い
短所
- 横のリーチが短い
- パワーが弱い
- 他のスピードタイプと比べるとコントロールが悪い
ディディーコングは全キャラ中トップのダッシュ力(走り出しの速さ)が特徴のキャラクターです。ダッシュ力が速いので相手のボールを見てから対応することが容易で、素早く前に詰めて得意のボレーを打ち込むのが主な戦い方になります。
難点としては攻め手に欠ける点が挙げられます。ボレーの速さやコントロールの良さは悪くはないものの、相手から点を取るためには絶妙に物足りず、決定力に欠けます。パワーも弱いため、チャージショットで押し通すのも難しいです。
ディディーコングはどちらかと言えばダブルス向きのキャラクターと言えます。最速のダッシュ力を活かせば前衛でも広い範囲をカバーすることができ、前に詰めるのも速いためボレーの速さを最大限に活かすことができます。とびつき硬直も短いので、前衛でとびついても次のラリーまでには体勢を整えられる点も優秀です。
上へのリーチが長い点もダブルス向きの理由で、ネット前にいても仲間のショットでボディショットにはならないが、相手の高めのボールは取れる、という絶妙なリーチをしているのも大きいです。スピードの速さから、後衛が崩れてもすぐに下がってボールを拾い失点を防ぐ能力も高く、サポートとしても強力です。
ダブルスの前衛としての人気は高いので、ダブルスでスピードタイプを使いたい場合はオススメできるキャラクターです。
ポリーン
長所
- スピードが速い
- 加速中の移動速度が速い
- ボレーが速い
- フラットボレーが速い
- クロスへのコントロールが良い
- 上へのリーチが長い
短所
- 横のリーチが短い
- パワーが弱い
- 切り返し(反対方向への移動)が遅い
ポリーンは特殊能力を持っていて、加速中でも移動速度が減速しないのが最大の特徴です。相手のスペシャルショットを少ないエナジー(短い時間の加速)で返すことができるので、スペシャルショットへの耐性はピカイチ。この能力は攻めにも使うことができて、例えば加速でネットに詰めてボレーを叩き込むといった応用もできます。
攻め手としては、フラットボレーが強力です。クロスへのコントロールも良いので、前に詰めてクロスフラットボレーを使って相手を崩すのが主な戦い方です。
弱点としては横のリーチが短く、パワーが弱いので相手のチャージショットには弱いです。切り返しも弱いため、逆サイドを突かれるのも苦手。ノコノコと同じように、一度とびついてしまうと相手に主導権を握られやすいのが扱う上で難しいところです。
ちなみに、横のリーチは短いですが上のリーチはかなり長いです。ロブを回収するときも、スマッシュポイント(☆マーク)の手前からでも十分打ち返すことができます。上リーチの長さとフラットボレーが強力なので、ダブルスの前衛としても活躍が期待できます。
マリオテニス エースならではの加速を活かした戦い方をしたい人にオススメのキャラクターです。
まとめ
『スピードタイプ』はスピードが速い代わりにリーチが短いのでラリーを続けられるようになるのは慣れが必要ですが、操作にクセがないので初心者にもオススメしやすいキャラタイプです。粘り強くラリーを続けて相手を消耗させる戦い方を好む人には『スピードタイプ』が合っていると思います。