極寒の深夜に起きた小さな事件「需要なき密室」

コラム

どうも、ボジトマです。

 

12/21の深夜、実は私はひっそりとトラブルに会っていました。

 

それは、小さくも大きな事件でした。

 

「トビラが…開かねぇ…!」

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事の発端

その夜、私は大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの灯火の星を遊んでいました。気づけば2時間くらいやっていたようで、時刻は深夜の1時前。

 

「そろそろ寝なければ…」

 

しかし、仕事をひとつやり忘れていました。私は朝が弱いので、普段から深夜の内にゴミを捨てるようにしてました。

 

「今週はゴミ少ないから来週一気に捨てようかな…、うーんでも来週だと年末近くなるし、ゴミを回収してくれるかわからないから捨てに行くか…」

 

20秒くらいでゴミ捨て場に着きますが、なんだかんだ言ってめんどくさい。

 

しかも、外に出るためめちゃくちゃ寒い

 

しかし意を決して、しっかりと暖かいジャージを着て、サンダルではなくしっかりスニーカーを履いて、外に出ました。

 

プラスチックゴミの袋”のみ”を持って…

需要なき密室

外に出て、当然の如く玄関のトビラを閉めました。

 

「カチャッ」

 

気のせいと思うくらいの小さな音色が私の耳に届きました。

 

「ん?」

 

思わずドアノブを捻ってトビラを開けようとすると、

 

「ガタッ、ガタガタッ」

 

「ん???」

 

なぜかトビラが空きません。

 

私の家は普通のアパートでオートロックなんかじゃありません。

カギをカギ穴に入れて捻らないと外からはカギをかけれません。

しかし、この時だけは”オート”ロックしたのです。

 

しかし、そんなのはありえない。だって、このアパートは“オートロックじゃないんだから”

理論的に考えた結果、これは夢だという結論が頭の中で出ました。

 

なので、まずはゴミを普通に捨てる事に。(この時点でだいぶ混乱してる)

 

「きっと戻れば開くようになっている」

 

という余りにも淡すぎる期待を持ちつつ、ゴミを捨て家に戻ると、

 

「ガタガタッ」

 

やはり開かない。

思考停止中。

思い出したかのように30秒置きくらいにトビラを開けようとします。

 

「ガタガタッ」

 

やはり開かない。

この時点で、玄関のトビラが開かない事が常識になってきました。

 

理由はわかりませんが、振動か何かで勝手にカギが閉じたようです。

 

誰も得しない、「需要なき密室」の完成です。

家の中で、当然事件など起きていません。

成歩堂龍一の出番なんてないわけです。

 

ジョジョに冷静になっていきます。

 

「落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…(要約:落ち着け、考えるんだ)」

 

まず、自分が有利なとこ、不幸中の幸いなことを考えました。

  • それなりに温かい服装をしている
  • 部屋はストーブなど火災に繋がるものは付けていない

 

これなら部屋に入れないことで何か起きる訳でもない。特に温かい服装の存在は大きい。

 

次に不幸中の不幸を考えました。

  • スマホがない
  • 財布がない
  • カギがない
  • 身分証明書がない
  • なにもない

 

あまりにも絶望。一文無し。

坊や哲のような勝負師が負けたら手持ちが何もなくなると言いますが、まさにこのこと。

ラスボス前にアイテムや仲間が使えなくなるような感覚。

私は特に勝負もしていないのに、ジャージという装備のみになりました。

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解決の突破口を探す

家の中に入れないという事実を受け止め、解決法を模索します。

友人宅へ

玄関以外に入れるトビラはありません。

 

「まずは助けを求めよう」

 

ということで、近くにたった一人だけ住んでる友人がいたのでそこに助けを求める事にしました。

しかし時刻は(恐らく)1時30分頃。

かなり遅い訪問になりますが、背に腹は代えられません。

友人のアパートまで行くと、なんと灯かりが付いているではありませんか。

 

「勝った…」

 

深夜に申し訳ないと思いながら、インターホンを鳴らします。

 

「ピンポーン。……。…………。」

 

友人、出てこず。

シャワーでも浴びているのか、イヤホンで大音量でツムツムをしているかはわかりませんが出てきません。

もう一度インターホンを鳴らすも出てこず。

 

まさかの希望がここで打ち砕かれました。

カギを非正規ルートで開けてみる

こうなったら、自力で開けてみるしかありません。

 

私のアパートのトビラは直接郵便物を入れる小窓が付いているタイプです。

ここから何かしらを通して開ければワンチャンあります。

 

何か、細くて固いものを探した結果、ハンガーを見つけました。

ワンチャンが生まれました。

 

しかし、いざやってみるとかなり難しい。

しかも、かなり怪しい。

明らかに110番を呼ばれる立ち回りです。仮に110番を呼ばれても事情を説明すれば何事も起きないと思いますが、あまり大げさにはしたくありません。

 

ひとまず、この方法はやめることに。

おまわりさんに助けを求める

時刻は2時くらいです。

 

さすがに体が冷え込んで来ました。

温かいジャージとは言え、2枚しか着ていませんから、この状態で長時間外にいるのは危険です。

 

ここは、交番に行って、電話を借りてカギ屋さんを呼ぶことにしました。

 

交番は少し遠く、15分くらい歩かなければいけません。

極寒の中、交番に到着するも、なぜか誰もいません。

 

「なんで交番なのに誰もいねぇんだよ」

 

と内心ブチ切れながら、ここまで来たからには簡単には帰れないので、もっと歩いて次の交番に向かいました。

すると、もはや交番ではなく警察署に来ちゃいました。

しかし、警察署なら確実に誰かいます。

そして、いました。

 

僕「カギが閉まって家に入れなくなったので、電話でカギ屋さんを呼ばせてください」

おまわりさん「深夜のカギ屋さんは3万くらいかかるよ?」

僕「ま?」

 

3万は無理でしょ。使わなくても2台目のSwitch買うわ。くらいの値段です。

 

そこでおまわりさんから提案されたのは、朝まで待ってカギ屋さんを呼ぶでした。朝なら料金が安くなるので。しかも、朝までならここで(警察署)寝ていいと。

 

確かにありです。最終手段として、朝まで警察署にいれるという選択肢を手に入れました。

 

ちょっと迷ったんですが、一回戻ってもう一度解決できるかを色々試してみることに。

しかしこれは、負けず嫌いが災いした選択。

 

30分かけて家に戻り、友人宅にもう一度行きます。今度は電気が消えている。中に誰かがいるのは確実です。

 

「勝った…」

 

「ピンポーン。……。…………。」

 

友人、出てこず。

完全に寝てます。もしくは深夜のインターホンを警戒して出てこないか。どちらにせよ、これ以上は迷惑なので完全に諦める事に。

 

次はカギ開けです。

ハンガーを一生懸命変形させ、うまい具合にカギが開けられないか試行錯誤しました。

しかし、やっていく内にハンガーでカギのつまみを回せる未来が見えなくなりました。

想像以上に難しい。家のセキュリティに安心すると同時に、自力で入る選択肢を完全に失いました。

 

結局、警察署 リターンズ。

また30分かけて戻りました。体もすっかり冷え込んで、さすがに外では寝られません。警察署は温かかったので戻らざる負えませんでした。

もはや時刻は4時。さすがに眠い。寝ようとしてから3時間経っていました。しかもその間ほぼ外。

警察署のベンチで朝まで過ごすことに。

デバイスを手に入れる

言い忘れていましたが、私は大学生です。

大学の近くで一人暮らしをしています。

 

そのため、朝になれば大学に行き、大学のパソコンが使えます。

そう、デバイスが手に入るのです。

 

目が覚めたのは6時30分。少ししか寝ていませんが、外は明るい。ついに朝がやってきました。

6時間前の僕は、警察署で寝る事を想像できたでしょうか。

 

早速学校へ向かいます。着いた時間が7時ちょい過ぎ。こんなに早く学校に来たのはいつぶりでしょう。

パソコンルームに行きますが、パソコンルームが開くのは8時30分からのよう。

しょうがないので、適当に待ちます。

 

寒いので建物の中で待っていましたが、掃除のおばちゃん達が総動員で働いていました。学生が来る前にこんなに朝早くから頑張ってくれていました。感謝。

小さな発見をしつつ、ついに8時30分になり、パソコンが使えるようになりました。

 

この感動。何でもできる気がしてきます。早速別の友達に連絡を取り、学校に来たら電話を貸してほしいとお願いしました。

来るのに2時間くらいかかるとの事だったので、今のうちにトラブル解決法をネットで探します。

 

ここで、ある事を思い出しました。

 

「そうえば火災保険でカギを開けてくれたような…?」

火災保険を活かす

火災保険は家に住むにあたっては必須の保険です。

 

火災保険を契約する時にパンフレットを読んだのですが、その時に「カギや水道トラブルも対応!」みたいなことが書かれていたことを思い出しました。

 

早速調べます。

 

「あった…」

 

「カギ開け無料!」

 

これはああああああああああああああああ、という感情でした。もちろん声には出してないけど。

無料にはもちろん条件はあったんですが、今回の場合は無料で出来そうです。

 

これにかけることにしました。

友人が来るまで待ち、いつの間にか眠りに就いていました。俺、今日寝てないからさ(寝てないアピ)。

 

11時くらいになり、ついに友人到着。

言い忘れていましたが、私は大学院生なので研究室があります。

そこには水や食料もあるため、そこに行けばまずは一命を取りとめる事が出来ます。

そのためには、この友人が必要不可欠。その友人も同じ研究室なので研究室を開けれます。本当は身分証明書さえあれば自分でも開けれるのですが、当然今の私にはなく。

 

友人が来たことで一気に選択肢が増えました。強キャラになった気分です。

 

早速、電話を借りて火災保険のカギ開けサービスに電話します。

 

「身分証明書はお持ちですか?」

 

「ないです…全部家の中です」

 

「そうですか…なにかご自身の住所が書かれた郵便物はありますか?」

 

「ちょっと探してみます………ありました!!!」

自分の席に、気まぐれで持ってきた学会の郵便物がありました。

 

「それではこちらで手配しますので、折り返しお電話します!」

 

きた…、もう少しで家に入れる…。

しばらくすると、電話がかかってきました。

 

「カギが開けば、身分証明書は提示できますか?」

 

「できます!!!」

なんでもできます。なんなら一緒にスマブラもできます。

 

「かしこまりました。それでは1時間~1時間30分頃にカギ屋さんが到着致しますので、しばらくお待ちください。」

 

手配が完了したようです…

カギ屋さんが近くまで来たら電話がかかってくるようなので、それまで寝ることに。俺、今日寝てないからさ(二度目の寝てないアピ)。

 

着信音で目が覚めました。着信元はカギ屋さんです。

 

「もうすぐ着きますんでよろしくお願いします~」

 

「わかりました!!!(待ってました!!!)」

 

学校から家は近いので、早速家に向かいます。

家に着いて、念のためトビラを開けようとしましたがやっぱり閉まってました。

 

少ししたらカギ屋さんも来てくれました。郵便物を見せて、サインをして、早速業務に取り掛かってくれました!

 

やり方は、郵便物を入れる小窓からハンガーの超強化版ともいえる謎の細い装置と鏡を使って内側から開けるみたいです。

 

「俺のやったハンガー作戦はあながち間違っていなかったのか…」

 

自分のカギ開けの発想力に感動しながら、ものの数分で、

 

「カチャッ、キーイン」

 

「お待たせしました~」

 

あっさり開きました。

 

「お~ほほ~ww」

 

と思わず笑ってしまいましたよ。だってカギが開いたんだもん。

 

そして念願の家の中に入り、身分証明書を提示しました。

 

「ありがとうございました~」

 

とカギ屋さんが去り。

 

事件解決!!!

 

時刻は13時。12時間ぶりの家の中はとても懐かしく感じました。

 

家って素晴らしい。

 

ちなみにその夜、私は何事もなかったかのようにマリオテニス エースの大会を開いていました。

第17回 Aim For The Ace オンライントーナメント スタンダードの部
Multistreaming with 【Mario Tennis Aces online Japan tournament】 12/21(金) 21時より開催している、マリオテニスエースのオンライン大会です! ハッシュタグ #AFTA17 ブラケット:

教訓

  1. 人生は何が起こるかわからない
  2. 外に出る時は必ずカギを持て
  3. 保険の内容をしっかり把握せよ

 

みなさんもゴミを捨てる時は気を付けて。

 

おしまい。

コラム
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